日本では、売春防止法によって、対価を受け取る約束で不特定の相手と本番する事を禁止されており、買収をした本人ではなく、それをさせる状況を作り出した者が罰せられることになりますが、この法律が本当に守られているかと言うと疑わしく、例えばソープランドでは本番が行われている事は知っての通り事実ですが、黙認されている事で、あくまでも店がお客さんから受け取っているのは入場料のみであり、個室に入った後にソープ嬢に渡すお金は、個室内で男女間に恋愛感情が生まれて、当事者同士の合意のもとに渡されるものとされています。ただ、お客さんの中には、デリヘル嬢にもソープランドと同じようなサービスを期待する人が少ないですし、本番の出来るデリヘルは人気となって、景気も良くなることでしょう。しかし、売り上げを伸ばすために、経営者が本番を推奨している場合に、警察の調べが入ったら、デリヘル嬢は一斉に「社長の指示で」と言われてしまい、逮捕されてしまいます。当たり前のことですが、デリヘルで本番のサービスを提供することは禁じられており、違法すれば当然、経営者は警察に捕まることになります。ですが、デリヘル嬢と密室で2人きりになると、本番を強要する客が跡を絶たないのが現状でして、あるデリヘルでは、本番を強要する客に対して、3回目以降は厳しく拒否して、店へ連絡するようにしています。そのデリヘルの女の子が本番を強要されて、警察沙汰に発展するくらいになったようですが、マニュアルやブラックリストで顧客管理をし、2度と利用できないようにしているとのことで、そのデリヘルは勝利を収めたのです。また、ごく一部のデリヘルは、売り上げが欲しいために本番を公認で行っているところもあるらしいですが、当然違法です。