今や世界的に増加している性病・性感染症(STD)。 日本でも、ソープランド、デリヘルなどの風俗を中心にデータ、統計からあらゆる種の性行為による病気が明らかになっています。 その中でも近年、急速に感染者を増やしている性器クラミジア感染症は、ここ4~5年で急増し、国内感染者数は600万人、毎年60万人が感染していると推定されています。 クラミジアの場合、症状がでにくい事から、発見が遅れてしまうのが特徴です。 その為、気がつかず放置されさらに性交渉によって激増しています。 実際に症状がなく感染してしまったケースは、クラミジアは女性の約75%、男性の約50%の統計がでている実態です。 特に若い層を中心に、性知識が少ない・好奇心による原因で無防備に感染者が増え続けています。 クラミジアは、特異な増殖形態をもち、体内の細胞に感染する事により細胞内に進入し、細胞質内で分裂増殖を行います。 そして、約48~72時間で増殖し、細胞を破壊した後に細胞外へ出され、外へ出たクラミジアはまた更に別の性行為による他の細胞へと入り込み増殖して繁殖していきます。 感染すると男性は尿道炎、女性は子宮頸管炎、子宮付属器炎、骨盤腹膜炎などを発症します。 クラミジアが最も、恐ろしいのは気がつかずに放置していると、女性の場合不妊症の原因にも繋がるので、将来子供ができないなどと大変後悔することもありえます。 また、デリヘルなどの本番が禁止されている業種でも禁止を分かっていながら監視役がいない事をいいことにルール違反をしてしまっている女性従業員が増えています。 自分の身は自分で守るしかありません。 少しでも違和感を感じる、定期的に性行為を行っている場合は定期的な検診を受ける事をお勧めします。